タクシー運転手になるまでの道のり
地理試験合格
東京23区、武蔵野市、三鷹市のタクシー運転手になるには、乗務員登録を行っているタクシーセンターが実施する地理試験に合格する必要がある。しかし地理試験といっても机上の学習で合格できる内容で、東京の道を全く知らない地方の方でもハンディキャップはほとんどありません。タクシー会社も地理試験の対策のためバックアップを強化しているところも多く、中には地理試験専門の試験対策講座を開設している外部機関と提携している会社もある。この地理試験は誰でも受験することができ、合格するとタクシー会社に入社した時に2年以内であれば地理試験の免除を受けられる。
タクシーセンターの研修
地理試験合格後、タクシーセンターの4日間研修を受けなければならない。接客に関すること、法令に関すること等を学び、研修中に法令試験に合格する必要がある。試験内容としてはそれほど難しくはなく、研修をきちんと受ければ難なく合格できるレベルです。
二種免許の取得
二種免許を取得するために必要な条件は第一種普通自動車運転免許を取得してから3年以上経過していることが条件となります。AT限定免許でも問題ありません。最短で8日間で取得できますし、二種免許取得までの費用はタクシー会社がすべて負担しますので心配いりません。
外部機関での適性検査
これからタクシー運転手になるすべての方に義務づけられているのがこの適性検査で、半日で終わるシュミレーターを使った検査です。安全運転への適性を調べて、弱点を知ってもらい安全運転に役立てもらうことが目的ですので、万が一適性がないと診断されても心配いりません。診断結果と関係なくタクシー運転手になれますので問題ありません。
タクシー会社の社内研修
外部機関で受ける研修などが終わると、最後にタクシー会社での社内研修、路上研修、先輩とツーマンで実際の営業にでる添乗研修等の教育を1週間〜10日間かけて受けてもらい、晴れてタクシー運転手になることができる。入社してから初乗務まで、おおよそ1ヶ月半程度のスケジュールです。この期間を養成期間といい、もちろんお給料ももらえますので心配いりません。